一度結婚をして婚姻中に子供を設けていた場合、離婚して相手方に親権が移っている場合でも、先妻との子供とは親子関係がなくなることはありません。血縁関係がある以上父母が離婚したとしても、親に変わりはないのです。


但し子供の年齢が20歳未満で合った場合は、父母のどちらかが親権者となり扶養義務や監督義務を担うことになります。親権は20歳未満の子供に関してのみ記載事項となるため、父母の離婚時に子供の年齢が20歳を過ぎている場合、子供の戸籍欄に親権の記載はされません。親権を放棄した者が亡くなった場合は、再婚した後に新しく産まれた子供と同等の相続権が先妻の子供にも与えられます。民法上、当人が亡くなった場合、子供と配偶者で財産は半等分されます。配偶者とは死亡時に婚姻関係にあった者のことをいいます。子供とは先妻、後妻に関わらず婚姻中に産まれた子供全員のことをいいます。親権を放棄した親が再婚した場合も親であることには変わりがないため、子供の扶養義務も遺産相続させる権利も無くなるわけではありません。また、婚姻期間中に産まれなかった子供を自分の子供として認知している子供がいる場合には、婚姻中に産まれた子供の2分の1の相続権利が与えられます。